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基本速度用語を手がかりに、クラシック音楽を聴き比べてみる。

クラシック音楽には、曲名の説明にアダージョ、レント、アンダンテなど、その楽曲を演奏するときの速さを示す速度用語がついてるものがあります。

たとえば、アダージョは遅くとか落ちついた感じとして、「ゆるやかに」という意味で用いられています。 また、レントは気楽に遅くとの表現で、「ゆっくりと」という意味です。
こうしてみるとアダージョの「ゆるやかに」とレントの「ゆっくりと」は速さがどう違うのか興味をひかれます。これらの速度用語のついた楽曲を聴き比べてみるとおもしろそうです。
また、一人の作曲家の作品の中からアダージョの楽曲と、トレントの楽曲を選んで聴き比べてみると、その作曲家の心情や感情の違いにも気づくかもしれません。

「音楽の基本速度用語なんて覚えられない。」という場合は、お気に入りの楽曲にある基本速度用語を一つずつ日常生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
「今日は時間に余裕があるからレントで(気楽にゆっくりと)歩こう。」とか。
ほとんどの音楽用語はもともとイタリア語の日常に使用する言葉からきていますから、お気に入りの楽曲を聴きながらそのイメージで動いてみると覚えやすいかもしれません。

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