もっと紅茶をおいしくする方法

おいしい紅茶のいれ方

  1. ティーポットを温めておく。
  2. くみたての水を沸騰させ、2分間煮立てる。
    • 水道水は、ミネラル等を添加しない単純な浄水器を通すとベストです。
    • ケトルはステンレスやアルミなど、水の味が変化しにくい材質のものにしましょう。
  3. ティーポットに茶葉を入れる。
    • ティーカップ1杯分の茶葉の量は、リーフタイプが4〜5g(大さじ山盛り1杯)、ブロークンタイプが3gです。
  4. 熱湯をティーポットに勢いよく注ぎ、すぐにフタをして3〜5分むらす。
    • 熱湯を注ぐときは、ケトルをティーポットの口にできるだけ近付けて下さい。
    • ティーポットの保温のため、ティーマットやふきんを敷き、さらにティーコーゼやタオルで覆いましょう。
    • むらし時間の目安は、リーフタイプは5分、ブロークンタイプは3分です。
  5. 茶こしでこしながら、サービス用のティーポットに注ぐ。
    • 最後の一滴「ゴールデン・ドロップ」を大切に。

茶葉の保管方法

ポイントは、空気と日光にできるだけ触れないようにして冷暗所に保管することです。
もし袋入りの場合は、袋のまま陶製やスチール製の密閉容器に入れてください。
また、開封後は香りがとんでいきやすく、特にアールグレイなどの着香茶の香りは徐々に変化してしまうため、2ヶ月ほどで使いきれる量を購入した方がよいと思います。

ミルク

ミルクは、低温殺菌牛乳がおすすめです。
普通の牛乳は約120度で高温殺菌しているため、牛乳のたんぱく質が変化してミルキーな香りが失われます。
一方、低温殺菌牛乳は約65度の低温で殺菌するため、牛乳本来のミルキーな香りと甘さがそのまま味わえます。このおいしい低温殺菌牛乳でつくったミルクティーは、味も香りもすばらしくアップしますよ。

おすすめの低温殺菌牛乳

低温殺菌牛乳は高島屋などにあります。最近はスーパーでも見かけるようになりました。

ビフォアー・ミルク と アフター・ミルク

これはミルクティーをつくるときに、ミルクが先か後かということです。

ミルクを先にいれた場合はまろやかな味、後から入れた場合はさっぱりとした味になります。
濃度の関係で、ミルクに紅茶を注ぐ方が混ざりやすいからです。

また、ミルクの温度が冷たい場合と、常温の場合でも微妙に変わってきます。

ティーカップ

ティーカップによって紅茶の味は変わります。
たとえば、ダージリンストレートティーは繊細な薄手のティーカップ、アールグレイミルクティーはそれより少し厚手のティーカップで飲む と、より美味しく感じます。
これは唇がほんのわずかなカップの厚さを感じ取り、それが味にも影響を与えるためです。
また、口が広くて浅いティーカップで紅茶を飲むと、ティーカップで鼻が覆われるため、より深く紅茶の香りを楽しむことができます。
どのティーカップが自分のお気に入りの紅茶に合うのかを、ぜひ探してみてください。
体の感覚を研ぎ澄ませると、いろいろなことに気づくようになりますよ。

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