ポイントは、空気と日光にできるだけ触れないようにして冷暗所に保管することです。
もし袋入りの場合は、袋のまま陶製やスチール製の密閉容器に入れてください。
また、開封後は香りがとんでいきやすく、特にアールグレイなどの着香茶の香りは徐々に変化してしまうため、2ヶ月ほどで使いきれる量を購入した方がよいと思います。
ミルクは、低温殺菌牛乳がおすすめです。
普通の牛乳は約120度で高温殺菌しているため、牛乳のたんぱく質が変化してミルキーな香りが失われます。
一方、低温殺菌牛乳は約65度の低温で殺菌するため、牛乳本来のミルキーな香りと甘さがそのまま味わえます。このおいしい低温殺菌牛乳でつくったミルクティーは、味も香りもすばらしくアップしますよ。
低温殺菌牛乳は高島屋などにあります。最近はスーパーでも見かけるようになりました。
これはミルクティーをつくるときに、ミルクが先か後かということです。
ミルクを先にいれた場合はまろやかな味、後から入れた場合はさっぱりとした味になります。
濃度の関係で、ミルクに紅茶を注ぐ方が混ざりやすいからです。
また、ミルクの温度が冷たい場合と、常温の場合でも微妙に変わってきます。
ティーカップによって紅茶の味は変わります。
たとえば、ダージリンストレートティーは繊細な薄手のティーカップ、アールグレイミルクティーはそれより少し厚手のティーカップで飲む
と、より美味しく感じます。
これは唇がほんのわずかなカップの厚さを感じ取り、それが味にも影響を与えるためです。
また、口が広くて浅いティーカップで紅茶を飲むと、ティーカップで鼻が覆われるため、より深く紅茶の香りを楽しむことができます。
どのティーカップが自分のお気に入りの紅茶に合うのかを、ぜひ探してみてください。
体の感覚を研ぎ澄ませると、いろいろなことに気づくようになりますよ。